学資保険に配当金はあるか
学資保険では満期に達したらもらえる保険金や祝い金、保障金などが主にもらえるお金となっています。
しかし、これ以外にも配当金を受けとることができる場合があります。
配当金というのは、保険会社が利益を上げるなどによって余剰利益が発生した時に、その分のお金を契約者に分配することです。
配当金をもらうことができれば、学資保険に加入するメリットはより大きくなるでしょう。
ただし配当金に関しては運に左右される部分があります。
自分でどうにかなるものではなくて、保険会社の経営に関わる問題だからです。
保険会社というのは契約者から集めたお金を利用して運用しています。
その運用したお金から利益が生じることもあれば、損をしてしまうこともあります。
どのぐらいの運用成果を上げることができるのかは保険会社によって異なります。
また、その時の経済状況にも左右されるでしょう。
したがって、配当金狙いで学資保険に加入するのはあまりおすすめできません。
あくまでも学資保険というのは満期に保険金をもらうために加入するものだからです。
配当金に関しては数年ごとに受けとることができる場合が多いです。
保険会社の情報をよく調べておいて、配当金がどれくらい出るのかを調べておきましょう。
保険会社によっては高額の配当金をもらうことができるところもあります。
ただし、配当金のある学資保険に関しては月々の保険料が高くなる傾向にあります。
したがって、ひょっとしたら損をしてしまうことがあるかもしれません。
その保険会社のことを本当に信じることができるならば配当金のある保険に契約をしても良いでしょう。
また、お金に余裕のある方はたとえ損をしたとしても特に問題が無い場合が多いので配当金を狙うのも良いでしょう。
逆に経済的なゆとりのない方は配当金のある学資保険に加入しても保険料の支払いが苦しくなるだけなので止めておいた方がいいでしょう。
普通の学資保険に加入すれば満期保険金を受けとることはできるのでそれで十分です。